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剣と魔法と時々性欲

因幡ノ白兎 作


1話

この物語は、俺と俺の友達が繰り広げる、壮絶で、少しHな物語だ.....。



「あいつ、今日も休みか......。」

俺は桜坂 蓮<さくらざか れん>。高校三年、剣道部部長だ。昨日から休んでいるのは、俺の友達の上寺 優希<かみでら ゆうき>。高校三年、パソコン部部長。軽い風邪らしいが、まだ治らないのか今日も休みだ。授業が終わって部活に向かう途中、パソコン室の扉が開いている事に気づく。

「あれ?開いてる。おかしいなぁ、今日は担当がいないから部活がないと聞いたんだが。」

中を覗いてみると、1台だけ電源の付いたパソコンがあった。誰かが消し忘れたんだろうか.....。そのパソコンに近づく。が、蓮に急激な目眩が襲い掛かる。

「う、や、やべぇ.....。意識.......が.........」

ドサッ




何か......聞こえる......。

「...........すか......」

声?

「........ぶですか......」

段々、はっきり聞こえてくる。

「大丈夫ですか?」

目の前にいたのは、長髪で、白銀に輝く髪をした女性だった。明らかに日本人ではない。

「ん.......ここは.....?」

身体を起こそうとする。すると、妙な感覚に晒される。身体が重い事。そして、明らかに味わった事のない感覚がある事。一体どうなってんだ。

「あ、あのぅ、ここは?」
「ここですか?ここはリバルスの森の入口付近ですけど。」
「リバルスの........森.......?」

どこだよ!?とりあえず落ち着こう。俺はさっきまで、学校のパソコン室にいた。急に目眩がして意識を失った。それからどうやってここに来たんだ?

「あの、この近くに村があるんです。そこに休まれてはいかがですか?」
「あぁ、そうだな。そうさせて貰うよ。」

女性が村まで案内してくれるようだ。とりあえずその村で休ませて貰おう。

「あ、私、カーヤって言います。」
「俺は.................だ。宜しく。」
「はい?なんて言いました?」
「え、だから、................って名前。」
「?」

自分では名前を言ってるのに、カーヤって人には聞こえてないみたいだ。おかしいなぁ。

「あ、見えてきましたよ。」

カーヤの先に見えるのが村のようだ。見た感じ普通の..........、いや、なんか違う。村の住民は、やけに女性が多い。仕事も大体女性がやってる。普通仕事は男性がやるんじゃ......。

「あ、お帰りカーヤ。ってその人は?」
「ただいま、ユキ。この人は、分かんないんです、名前。」
「え?分かんない?どういうこと?」
「貴方が来た時もこんな感じだったわよ、ユキ。名前を言ってくれてるのにこっちには聞こえない。」
「.........ちなみに、貴方、名前は?」
「.........桜坂、蓮。」
「ね、聞こえないでしょ?って、ユキ?どうしたの?」

ユキという人には聞こえているらしい。驚いている表情で固まってしまっている。

「え?あ、あぁ、うん。ねぇ、カーヤ。この人と少し話したいんだけどいい?」
「えぇ、構わないけど。」
「ありがとう。さ、行こう。」

ユキは俺の手を握り、村から少し歩いた所にある泉で止まる。

「ここなら人に聞かれないわ。少し話をしましょう、蓮君。」
「ユキさんだっけ。あんたには分かるんだ。」
「えぇ、勿論。長い付き合いだもの。」
「長い?俺は初めてあんたに会ったんだが。」
「まぁ、初めは戸惑うわよね。私だってそうだったから。あ、そうそう、ここじゃ"俺"なんて言わない方がいいよ。変な人だと思われたくなかったらね。」
「うーん、いまいち意味が分からないのだが。」
「蓮、相変わらず鈍いなぁ。気づかないの?自分の声の事。」
「声..........ん?」

なんだ?本当に自分の声か、これ。なんか妙に高い。

「まだ気づかないの?はぁ、じゃあ、自分の目で確かめてみな。」

ユキはそう言い、蓮を泉の近くに連れてくる。蓮は泉の中を覗いてみる。

「............な、な、なんじゃこりゃーーーーーーー!!!!!!!!!」

信じられないと言っても無理はない。なぜなら蓮は、女になっていたから。





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更新日:2011-11-02

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