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和式トイレ、後ろから伸びる手

泉本 京 作


1話

杉村智子 26才 公務員

私は地方の市役所の小さな支所に勤務しています。
ここは昔からある公民館を改装して作られたところで、トイレは男女共用です。

男子小便器は一応、大きな仕切りを追加してあって、周りから見えにくくなっています。
でも、男女とも使う和式トイレは男女共用で、トイレの奥に2室並んでいます。

ここで働く女性が定年前のおばさんと私しかいないので、トイレの改装に予算が下りません。
私は毎日、嫌々ながらも、人がいない時間を見計らってトイレに入っていました。

和式トイレでは、暗黙の了解で、奥を女性、手前を男性が使うことにしています。
便器の向きは奥が前なので、男性側の個室に背を向ける形です。

女性が奥なのは、さすがに女性が使っている個室の前を男性が通るわけにはいかないという、上司の配慮からです。
でも、個室の壁の下には少し隙間があるので、そちらにお尻を向けて座るのは、少し気持ち悪くもありました。

私が入っているとき、たまに男性職員や来所者が手前の個室を利用するときがあるのです。
そういうとき、私は相手が用を足して外に出るまで、お尻を隠してじっとしていました。

22才から働いてもう4年になるので、私もさすがにこのトイレには慣れてきていました。
最初気にしていた変質者のような人もいないし、少し油断ができていたのかもしれません。

カチャッ!

私がスカートをたくしあげ便器にお尻をおろしたとき、後ろの個室に誰かが入りました。
お尻は出したまま、私はじっとしています。
相手に用を足される音を聞かれるのが嫌だからです。

後ろでガチャガチャとベルトの音がした後、扉が開いて人が出ていく気配がしました。
トイレ内には誰もいない。そう思って、私はおしっこをはじめました。

びちゃびちゃ。

なんだか、いつもと音が違います。
ふと下をみると、なんと手のひらが私のお尻の真下に伸びてきていました。

「ひゃっ!」

私は声にならない悲鳴を上げ、腰を抜かしてしまいました。
ちょうどその手のひらに乗っかるように腰が落ちます。

その間もおしっこは止まらず、その誰かの手を汚しながら、床一面に散っていました。

その手はおしっこを受けながらも、私のアソコをいじりはじめました。
おしっこでぬるぬるの手が、私の少し濃いめの陰毛をかき分け、割れ目に侵入してきます。

前後にぬるぬると滑らせながら、中指が侵入してきました。
私はなんとか立ち上がって逃げ出したかったけど、まだ腰は動きません。

声を出すこともできず、されるがままでした。
ふと上を見上げると、壁の上からデジタルカメラが覗いていました。

この様子を動画撮影しているようです。
状況から犯人は2人いるようですが、私にはそのとき、そんなことを考える余裕はありませんでした。

おしっこもとまり、ひとしきりアソコをこねくり回された後、手とカメラ引っ込みました。
しばらく呆然としたあと、トイレットペーパーで周りを拭いて、私はふらふらとトイレを出ました。

「痴漢だけじゃなくて、カメラにも撮られてた・・・。どうなるんだろう・・・どうすれば・・・」

『シンプル・ノベル』 http://text-jp.com/

1話 
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更新日:2012-11-05

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